
恋愛よりも仕事と趣味が大事で、誰かと暮らすなんて到底考えられないと思っていた私が結婚して1年。
これまでの生活の変化や気付き、役に立った書籍等を紹介します。
はじめに
この1年を通して改めて思ったことは、幸せは自分で掴みにいくものだということ。
結婚したからって自動的に幸せになれるものではありません。
誰かとの共同生活は、自分の生活や価値観が良くも悪くも揺さぶられます。
そのなかで常に受け身の姿勢だと、変化に対して「やらされている」「なんで私ばっかり」と
ネガティブな感情ばかり抱くように。
それに対する解決法は、自分軸をしっかり持つようにすること。
自分と向き合い、戦略を立てて婚活したことが結婚生活でも活かされた1年でした。
結婚して変わった10のこと
①家事の時間が増えた
結婚して家事に縛られる女には絶対になりたくない、それなら一生独身のままで構わないとすらと思っていました。
そのために婚活では家事能力が高く、ホワイト企業勤務で定時退社可能かつ便利家電の導入に積極的な一人暮らしの男性に的を絞っていたくらい。
しかし、引っ越しや人事異動、コロナ禍などにより、私のほうが在宅時間が長くなった結果、必然的に多くの家事を担当することに。
ぶっちゃけ、結婚のしんどさの9割はここにある。
家事自体は嫌いじゃないけど、仕事は相変わらず激務で定評のある動物のお医者さんをフルでやってるし、
趣味も楽しみたいしそもそもずぼらなミニマリストなので極力手を抜きたい。
でも私がやらなきゃ生活は回らないし、謎の罪悪感みたいなのに押しつぶされそうになるし。
いかに負担をかけず、生産性高く家事をこなせるか。
これが結婚生活における1番の課題です。
②健康を意識するようになった
結婚してよく想うようになったのが、死にたくないし死なせたくないという感情。
なるべく健康で長生きして、最期まで楽しく一緒に過ごしたいなと。
私が家事をめんどくさいと思いながらもやる理由はここにあります。
③時間の優先順位を考えるようになった
独身の頃より圧倒的に効率化とか生産性を重視するように。
無駄な残業とかしてる時間があったら早く帰って家事したいし、
あんまり内容のない会合やオンラインミーティングに参加している時間があったら夫とゆっくり食事したい。
家族と仕事と自分のための時間の配分を真剣に考えるようになりました。
④自分のドライさに気づいた
いくらパートナーとは言え、自分とは違う価値観を持つ他人です。
ここの境界線が引けないと、相手を思い通りに操ろうとしたり、依存関係になったりしてしんどいことに。
結局は、相手が何をしてくれるかではなく自分が何をするかだし、それに対する反応も自分で決めること。
色々な本を読んだりすることで、一定の心理的距離感を保つ大切さを学びました。
ちょっとドライな考え方なのかもしれまぜんが、『課題の分離』『愛は長期的な努力によって身に付ける技術』
『人によって心地良い愛着度(≒距離感)は異なる』などの言葉に救われました。
⑤スマホを見る時間が減った
単純に自分時間が減少したのもありますが、孤独な時間が減ったのが大きいです。
実際、夫が出張などで家を空けるとスマホ時間は倍以上に激増します。
とは言え元々のスマホ依存がひどすぎたので、アプリなどを利用してさらに減らすよう努めています。
⑥よく眠れるようになった
1年前より仕事や家事でやることが増えたし、コロナの影響もありジムは解約、運動時間は減り、
もう若い頃のように無茶はできないんだけど、以前よりあんまり疲れないし意外と元気なんですよね。
あれほど苦痛だった早起きや朝活も今はすんなりできているし。
なんでかなと思ったときに、このカギは睡眠にあるんじゃないかと。
女性一人暮らしのときより夜間の安心感はあるし、食いしばりや悪夢にうなされていると起こされます。
意外と気付かないストレスを抱えていたんだなぁと今では思います。
⑦モテや恋愛について考えなくなった
これ、めっちゃ楽。
好きじゃないことに脳のリソースを割かないで済むの最高。
気にしなきゃ良いだけの話なのかもしれませんが、やっぱりどこかで意識しなきゃいけないのが本当に辛かった。
元々恋愛のときめきや非日常感よりも、信頼や安心ベースの日常を創りたかったんです。
誰かとの生活において、それが一番確実に達成できる手段が結婚だったわけで。
不特定多数へのモテとか女子力とかよく分からん愛され至上主義から解放されて、
夫との穏やかな生活を最優先事項にできるのは本当にありがたいことです。
⑧既婚マウントを取られなくなった
独身の頃にイラつかされていたのが、既婚者によるマウティング。
結婚するのがそんなにえらいのかよ?
もっと自分自身のことで誇れることはないのかよ?
きっと他に私と張り合えるところがないんだな。。。かわいそうに。。。
などと思って流してはいましたが、地味にストレスではありましたね。
結婚してからは独女ディスされることはなくなりましたが、代わりに夫や子ども、実家のことなどでマウントされるように。
結局、そういう人は何やっても変わらないので関わらないのが一番です。
⑨経済的負担はそんなに変わらない
結婚すれば家賃などの固定費が下がるから、たとえ生活費を完全折半したとしても経済的には少し楽になると思っていました。
しかし、元々が生活費ミニマリストな私。
家賃3万円台のボロアパート、パソコンを持たずWi-Fiも引かず、自炊メインの食事、
お風呂はジムで済ませ、休日はほとんど家にいないような独身一人暮らし。
結婚したところであまり節約しようがなく、出費は特に変わりませんでした。
世帯収入としては倍以上になっているはずですが、生活費用の口座に月10万ずつ振り込んだらあとは個人の自由、
という資産管理方法をとっているため実感はほとんどありません。
逆に言えば月10万以上稼げる者同士なら、お金がなくて結婚できないとはならないのでは?と、
式も挙げず、新婚旅行も行かず、子どももいない夫婦生活のなかでは思えてきます。
⑩結婚して良かったか?の答え
これはもう、死ぬときにお互いが良かったと思えるように、自分で努力していくしかないかと。
個人的には独身でも既婚でもどっちでもいいです。
ただ、全力で自分を生きるだけ。
それは一人でも誰かと一緒でも変わらないこと。
全力を向ける方向が違うだけで、起点は自分であることも、注ぐエネルギーも同じだと思います。
まとめ
豊かな結婚生活を維持するためには、
「自分で」「2人の」人生を「幸せにしていこう」
という働きかけが大切だと思います。
新婚生活から私が得た所感がどなたかの参考になれば幸いです。
参考書籍
・幸せになる勇気
結構毒舌。オーディオブック版は言葉の応酬が激しすぎて圧倒されます。
しかし『課題の分離』などの概念は結婚生活においても非常に重要です。
・愛するということ
タイトルから想像されるほどポエミーな内容ではありません。
愛は衝動的に湧いて出てくるものではなく、能動的に努力して磨いていきなさいよ、と。
お花畑な恋愛脳の持ち主ほど衝撃を受けること間違いなし。
・異性の心を上手に透視する方法
これは邦訳タイトルがひどすぎる。人にすすめにくい!
スピリチュアルな本っぽくみえますが、全然違います。
科学的なアタッチメント理論についての内容。
要するにどれくらいの心理的距離感でいたいかは人によって違うし、それと愛情の量は比例しないということ。
マメに連絡して常に一緒にべったりしていたい人が愛情深いわけでも、ひとり行動が好きな人が冷たいわけでもありません。
本書ではもっと具体的にタイプ分けや対策について書かれていますので、ぜひ一読を。
中学校の道徳の授業に取り入れて欲しいくらい、おすすめの良書です。
・ビジネスパーソンのための結婚を後悔しない50のリスト
もう婚姻届を出す前に必ずこの本を読んで、読書感想文の提出を義務付けたほうがいいんじゃないかと。
短文でするどく結婚生活あるあるをつっこんできます。
この令和の時代に古い価値観のまま結婚しようとしたら後悔するに決まってる。
働く男女に必読な一冊。
・離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由
結婚に向いてない私でも結婚生活を続けていいんだ、夫に対してイラッとすることがあってもいいんだと思えた一冊。
広い意味での『家族』の大切さを改めて実感した一冊。