ついパートナーにイライラしてしまう。。。
そんな自分に罪悪感を覚えることはありませんか?
イライラするのって気分も良くないし、時間も勿体ないですよね。
今回は、パートナーにイライラしないための3つの考え方のコツについてお伝えします。
パートナーにイライラしない3つの考え方のコツ
- 「今」の「自分」に集中する
- ポジティブ・親切・感謝志向になる
- 自分ファーストで行動する
それぞれの理由と具体的な対策は下に書きます。
1.「今」の「自分」に集中する
「今」の「自分」に集中するということは、
- 現在と過去と比べない
- 自分と相手と比べない
ということ。
パートナーにイライラするときって、直接的に相手の言動が気に食わないというより、
よくも悪くも過去と比べて、「あの頃はよかったのに」とか「この前もそうだったけど」と、
今この瞬間だけじゃないことにもイライラしていませんか?
また、自分と相手を比べて、「なんで自分ばっかり」とか「相手は楽そうでいいよな」とか
思ってはいませんか?
この考え方をしたところで、改善点は見つからないし、誰も幸せにはなりませんよね。
それよりも、「今」「自分が」何をすべきかに焦点を当てたほうが未来は明るくなります。
そうは言っても、ほぼ無意識のうちにイライラ・モヤモヤするんだよね。。。
その気持ち、すっごく分かります。
無意識の思考を変えるのは簡単ではありません。
まずは自分がイライラしている状態に気付くこと。
その上で、「『今』『自分』ができることは何だろう?」と地道に問い続けることが重要です。
2.ポジティブ・親切・感謝志向になる
▼「精神科医が見つけた3つの幸福」に書かれていた、日常に小さな幸福を見つける方法。
それは、寝る前に今日一日のポジティブ日記・親切日記・感謝日記を書くというもの。
パートナーにイライラしているときって、
- ネガティブな感情に引っ張られる
- 頑張っていることを「当たり前」のように思われる
- こちらも今の暮らしを「当たり前」と思っている
ことが多いんですよね。
日々の生活の中で、ポジティブなことも見つけよう・作ろうと思えばできるはず。
家族のための頑張りも、他人への「親切」と同等に考えれば、無駄に自己肯定感をすり減らさずに済むはず。
住む家があること、家族がいること、仕事があることも「有難い」と思えば、不平不満よりも快適に過ごすコツを考えるほうに目が向くはず。
とは言え、そこまで人間が出来ていたら苦労せんわって話でして。
私の場合、共働き生活費完全折半なのに家事負担が多いことにイラつきがちなので、
パートナーに「いつも遅くまで働いてくれてありがとう。ご苦労様。」とか全く思えないんですよね。
仕事で疲れていることに同情はするけど、残業代の一部が還元されるわけでもないのに、
私だけ無給の「家事の残業」が増えて、その上感謝しろは「愛情搾取」も大概にしやがれという感じで。
でもこの考え方を続けていても、何のプラスにもならないことも確か。
そこで、パートナーに「ありがとう」と思えないときは、「感謝の対象」を変えることにしました。
ドラム式洗濯乾燥機にありがとう。
手軽にごはんを提供してくれる冷凍食品にありがとう。
災害から身を守ってくれる家にありがとう。
そう思いながら洗濯や料理、掃除などをやっていくと、家事が全然嫌じゃなく、
むしろ「達成感のドーパミン」「清々しい気分のセロトニン」「つながりのオキシトシン」の「3つの幸福」を
簡単に得られる手段に早変わり!
ポジティブも親切も感謝も、無理に思い込もうとするのではなく、
あくまでも自分がご機嫌に過ごすための手段として取り入れることをお勧めします。
3.自分ファーストで行動する
自分に余裕がなければ、人のために何かをしてあげることなどできない!
まずは、休む・褒める・好きなことをして自分を満たす!
▼「GIVE&TAKE」でも「『自己犠牲型のギバー』は続かないし燃え尽きるよ!自分の利益も追及する『他者志向型のギバー』を目指そう!」と書いてあるんですが、これは仕事でも家庭でもその通り。
なんか疲れてるな~、しんどいな~、楽しくないな~と思ったら、まずは自分を回復することに専念。
お気に入りの音楽とかおやつとか香りとか、ちょっとした「ご自愛行動」をたくさん持っておくといいですね。
やめたほうがいい行動
反対にこれはやめたほうがいいよ!という行動は、
- 愚痴を言う
- 我慢する
- キレる
の3つ。
経験上、愚痴を言ったところで建設的なアドバイスをもらえることはほとんどありません。
大体、
- そんな奴別れろ
- 私はもっと苦労していた
- 私のパートナーはそんなことしない
などと言われて「うっせぇわ」となるか、逆に親身に話を聞かれても罪悪感で後悔するか。
どちらにしても無駄な時間なので、イライラは他の手段で解消しましょう。
我慢もキレるのも表裏一体ですが、どちらも危ないです。
昔は夫婦喧嘩で物を投げたり壊したりする人が信じられなかったのですが、今は気持ちは理解できます。
それだけ家庭のストレスっていうのは、周りや自分が思っているよりも甚大なもの。
耐えて爆発するより、平和的な手段でこまめにガス抜きしていきましょう。
まとめ
パートナーにイライラしないための3つの考え方のコツとして、
- 「今」の「自分」に集中する
- ポジティブ・親切・感謝志向になる
- 自分ファーストで行動する
を紹介しました。
パートナーへのイライラは考え方次第で減らせるということが伝われば幸いです。
お勧めの書籍
▼精神科医が見つけた 3つの幸福
幸福の種類を「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」「ドーパミン的幸福」の3つに分類し、
その「幸福の3段重」のバランスを具体的にどうやって整えていくか、を紹介した本。
健康、つながり、成功についての筆者の知見が詰まった、集大成とも言える一冊。
かなり読みやすく、実行しやすいので只今人生絶好調!という人以外は読んだほうが良いです。
▼GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
なるべくギバー(=与える人)でいたいけど、
一方的に搾取されないためにはマッチャー(=損得勘定する人)的視点も大事だし、
もしかしたら無意識に誰かのテイカー(=奪う人)になっている可能性も。。。
他者貢献と自己肯定のバランスが上手く取れなくてメンタルグラつきがちな人には是非読んでいただきたい一冊。
また、上記の2冊は▼AUDIBLEから音声で聴くこともできます。
通勤やウォーキング、家事のお供にどうぞ。