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自分を変えるなやり方を変えろ!超訳・実践【発達障害サバイバルガイド】

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「やらなきゃいけないことがあるのに、なかなか手が付けられない」

「いつも頭の中がとっ散らかってる気がする」

「どうでもいいことばかりに意識が向いてしまう」

こんな経験で困ったことはありませんか?

そこで今回は「発達障害サバイバルガイド」という本を参考に、私が普段どのような自己管理を行っているかを紹介します。

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▼本を読むのがしんどい!時間がない!という方にはオーディオブックで聞くのもおすすめ。

1."不快"を避ける

なんとなく嫌だなぁって思うものがあると、やる気が出ないし集中力も下がりますよね。

不快なものを減らすために心がけている方法が以下の3点。

①感覚過敏対策

視覚・聴覚・触覚などは、とにかく自分にとって心地が良くなるようにカスタマイズします。

例:

・PCやスマホの明るさを下げて少しでも眼精疲労を減らす

・なるべく人の少ない静かな環境に身を置く

・衣服は着心地優先、気に入ったものはまとめ買い

・どうしても嫌なものとの接触が避けられない場合には、メガネ・マスク・イヤホンなどを駆使してクッションを挟む

②苦手なものは好きなものとコンビを組む

あんまり気が進まないけどやらなきゃいけないことってあるじゃないですか。

そんなときは好きなものと合わせてやっちゃおう!

よくマルチタスクは集中できなくて生産性落ちちゃうからやらないほうが良いよーなんて言われたりもしますが、苦手なものに関しては適度に気を紛らわせながらやったほうがはかどるんじゃないかと思います。

例:

・you tube×洗濯物たたみ

・オーディオブック×掃除

・スイーツ×朝活

③思考は書いて整理する

やりたいこと、やらなきゃいけないこと、悩んでいることなどで頭の中がぐちゃぐちゃになっていたら、何をしていても心ここにあらずになっちゃいます。

そんなときはとりあえず紙に書いてみる!

でも、慣れていないと紙に書きだす作業も大変。

そんなときは、

・『0秒思考』的にとにかく紙に書きなぐる

・『紙1枚』的に型を決めて書き出す

・『エッセンシャル思考』的に本質を考えながら書く

のがお勧めです。

▼オーディブルを利用すると、通勤時間や家事をやりながら読書することができます。

2."快"に溺れない

快楽に溺れる、といったのとはまたちょっと違うんですが、何かに熱中する余りにほかのことがおろそかになってしまうことってありますよね。

自分のごはんが1食抜けた、くらいならまだ良いんですけど、誰かとの約束の時間に遅れたり、やるべきタスクをこなしていなかったりすると信用問題に関わります。

また、周りが見えなくなるほどに没頭していると犯罪に巻き込まれやすかったり、事故や災害の緊急時への対応が遅れたりして大変危険です。

個人的には読書やブログ書いていたりすると平気で数時間経っていて焦ったりすることがかなりあるんですが、皆さんはどうされていますか?

そんな私の過集中への対策がこちら!

①我に返るアイテムを視界に置く

「発達障害サバイバルガイド」では、手の届くところに冷蔵庫やGoogleカレンダー専用タブレットを置いたりしていましたが、そこまでは必要ないかなと。

私が熱中しそうな作業をするときには、

・飲み物(フタ付きがベスト)

・時計・キッチンタイマー

・その日のto doリスト

は視界に入るようにセットしています。

こうすることで、「たまには水分補給せな!」「もうこんな時間やで!」「今日は他にもすることあるんや!」とモノのほうが語りかけてくれるように。

逆にスマホやお菓子なんかは集中力が削がれるので背後に置きましょう!

②定期的に環境を変える

上記の対策をしていても、普通にすっぽかして没頭していることが多々あります。

そのような事態をなるべく避けるために取り入れているのが、「定期的にやることと場所を変える」という方法。

例:

・パソコン作業と家事を交互にやる

・あえて屋外に出る用事を作る

・あえて人に連絡する時間を作る

不要不急の外出はなるべく控えているので難しいところはありますが、「一定の集中力を維持しつつのめり込みすぎない」ために工夫を凝らしています。

3.休む!!

働かなくても休めるけど、休まなかったら働けない

いやもう名言ですね。

ちょこちょこライフハック的なものをやる前に、まずはしっかり休めと。

この本を読んで、私は「雑事・娯楽・休息」の区別が付いてなかったなと猛反省。

休日となればこの全部をひっくるめてバタバタやって、気付けばもうおしまい、みたいな。

そりゃ全然休んだ気がしないわけだ。

雑事タイムは休憩タイムではない

休日はたまった家事や細々とした用事をこなすことに費やす方も多いと思います。

私も食事のつくりおきや洗濯、アイロンがけ、掃除、仕事関連の勉強、読書などたくさんのものを抱えています。

でもこれって平日のツケを払っているだけで、別に休めてはいないんですよね。

休日ってなんかすごい万能感があって何でも出来そうな気がしてるけど、実際はただ借金返済に追われてるだけっていう。

ツケはなるべく溜めないように、少しずつでも平日にこなしておくとか、そもそものタスク自体を見直す必要がありそうです。

②娯楽のための休みを作る

ただ雑事をこなすためだけ、体力を回復するためだけに休日をあてていたら心が死にます。

なにか楽しみがなきゃ人生やってらんねぇぜ。

そういうわけで、「この日のこの時間はマンガ三昧で過ごす!」とか「今日はペヤングGIGAMAX納豆キムチ味に挑戦や!」とかいう時間を作りましょう。

心が自由なら、楽しいは作れる!

③休息を惜しまない

休息は大事だと頭では分かってるんだけど、ただ休んでるだけってなんか勿体ない気がしちゃうんですよね。

目が開けられないほど眠くてもせめてオーディオブックは聞いておこうとか、お風呂に浸かるときも読書はしておこうとか。

そうじゃなくて、眠けりゃ寝る!疲れたらダラダラする!

経験上これが1番回復が速い!

休息は、焦らずケチらずたっぷり取る。

この考え方を忘れないようにしたいですね。

・まとめと所感

頭の中をすっきりと整理し、自分のやりたいこと・やるべきことに全力で集中するために、

  1. 感覚過敏や苦手なもの対策、思考整理によって"不快"を避ける
  2. 過集中や環境対策で"快"に溺れない
  3. 雑事・娯楽・休息を分けて休む!!

の3点を紹介しました。

今回は「発達障害サバイバルガイド」という本をもとにしたんですが、発達障害であってもなくても取り入れやすい方法がたくさん紹介されています。

実は昔、発達障害(ADHD)と診断された人と一緒に暮らしていた時期があったんですが、その人が言う

「モノがどっかに行く」「意識がどこかへ飛ぶ」「記憶が消える」

みたいな表現がすごく嫌だったんですよね。

いや、全部自分が招いたことじゃん。なんで他のせいみたいな言い方すんの?って。

もちろん「自分ではちゃんとしたいのに上手く出来ない」みたいな辛さを理解はしていたつもりだったから、面と向かって責めるようなことはしなかったけど。

それから何年も経ってから、この本に書かれている「自分を変えるな、やり方を変えろ」というメッセージを見て、あぁ私が当時言いたかったのはこういうことなんだなと。

上手く行かないのを、周りの環境のせいにして僻んだりするんじゃない。

自分の才能のせいにして諦めるんじゃない。

ただ、少しでも楽になるように、人生が上向くように、色々な方法を探して、試してみようよ。

「発達障害サバイバルガイド」はそんな筆者の優しさがたくさん詰まった本です。

ぜひ一度手に取ってみて、自分なりのライフハックを考えてみてください。

▼ゆっくり読書する時間がない方は、オーディオブックを利用するのもおすすめです。私は本を流し読みした後、通勤中にオーディブルでじっくり聞きました。

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