こんにちは!毎日暑い日が続きますね〜。
そんななか、あの、(一部の人には)有名な関ヶ原ウォーランドに行って参りました!
確かこの日の最高気温は38℃くらい。
天下分け目の熱い戦いにいざ出陣!
士気を高める前夜祭
やはり出陣の前には酒宴ですよね。
岐阜出身のブロガーさんと合流して乾杯!
初めて食べたドジョウの唐揚げ。
パリッとサクッとジューシーで、意外と食べやすくて美味しい!
たくさん呑んで話して、出陣前の楽しいひと時を過ごしました。
合戦前にゲストハウスで気力体力の回復
今回のお宿は、長良川の近くにあるゲストハウス岐てんさん。
外観は普通の民家ですが、中身はオーナーこだわりのDIYでとってもキレイ。
女性専用ドミトリーのベッド。
和柄の布が可愛いのと、枕元の鏡が便利。
明日の出陣に備えて早く寝ちゃったんだけど、共有スペースでは自然に会話が生まれたりしていて、とっても楽しいゲストハウスでした。
腹が減っては戦はできぬ!喫茶店の盛り盛りモーニング
岐阜と言えばモーニング文化!
翌朝、ゲストハウスのオーナーさんおすすめの『ジュララ』さんへ行ってきました。
「すみません、アイスコーヒーください」
「はい、モーニングは全部付けますか?」
「!?」
予想の斜め上を行く質問に混乱。
とりあえず訳がわからないままお願いしてみました。
まずは前菜にご飯と味噌汁とアイスコーヒー。
ちっちゃいスプーンとフォークでいただきます。
赤だしのお味噌汁が具沢山で美味しい!
これだけでも充分な朝ごはんだと思うんだけど。
岐阜のモーニングはこれだけじゃ終われない!
第2弾にワンプレート!
襲いかかるトーストとパスタ!炭水化物の総攻撃!
まぁ返り討ちにしてやりましたとも。
お腹ぱんぱん。これでお値段はアイスコーヒーの400円のみ。朝から提供するほうも完食するほうもすごい。岐阜県民つよい。
ついに憧れのウォーランド!
建物の外観からすでに怪しげな雰囲気が漂っています。
目の前にはこんな像がいらっしゃるし。
「祈ノーモア関ヶ原合戦」。
この時点で色々なツッコミを諦めて帰りたくなりました。
「えぇ、ホントに入っちゃうの!?」と言いながら、入場料500円を払い、いざ出陣。
甲冑をレンタルして園内を回ることもできます。
ガシャガシャ言わせながら歩いてる人いたけど、暑そう&重そうという感想しかなかった。
「なぜ関ヶ原に武田信玄が…?」と思わなくもなかったけど、暑さとカオスな雰囲気にもはやどうでも良くなってくる。
歴女ではないリケジョによるざっくりすぎる関ヶ原解説
「天下分け目の関ヶ原!」なんて言うけれど、実際はうすぼんやりとしか理解していない方も多いのではないでしょうか。
私も「歴史にはさほど興味はないけどウォーランドには惹かれる」だけの、ただのB級スポット愛好家。
ホントの歴史好きは近くにある本物の古戦場跡を巡ったほうが楽しめるかと。
そんなニワカでも楽しめる、ウォーランド参陣のために押さえておきたい関ヶ原の戦い3大ポイント!
- ①家康やっぱりタヌキジジイ
- ②小早川クン…卑怯だぞ☆
- ③三成人望なさすぎワロタw
歴史好きにはめちゃくちゃ怒られそうだけど、これが関ヶ原の戦いにおける超基礎知識。
さらに、
- ④大谷さんの怨念こわすぎぃぃ
- ⑤毛利のおっちゃん不遇すぎぃぃ
が加わると、大体の流れは押さえられるかと。
▽全体像を把握するには、このマンガが分かりやすかったです。ここから興味が出てきたらどんどん手を広げていきましょう!
関ヶ原の合戦―歴史を変えた日本の合戦 (コミック版日本の歴史)
- 作者: すぎたとおる
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
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ざっくりすぎる知識による、ざっくりすぎる園内案内
▼「②小早川クン…卑怯だぞ☆」の小早川秀秋の陣地。
当初石田三成率いる西軍にいた彼が家康側に寝返ったことが、関ヶ原合戦の決着をつけるポイントになります。
ちなみに寝返ったきっかけは、「家康さんからも三成さんからも誘われて秀秋困っちゃう☆どうしよっかな☆」とかやってるときに、家康側が「何やっとんじゃぁ!さっさと攻撃せんかアホんだらぁ!」と銃弾ぶち込んだからだとか。
家康じいちゃんファンキーっすね!
背後には法螺貝吹いている人も。
▼「④大谷さんの怨念こわすぎぃぃ」の、大谷吉隆の切腹像
三成ちゃんの数少ない盟友、大谷さん。
小早川秀秋をはじめとする西軍側の武将が次々と寝返ったことにより、失意のうちに自刃します。
このときの怨念により、小早川は関ヶ原合戦の数年後に狂死したとか。
こうして見ると、白目がこわい。
▼「③三成人望なさすぎワロタw」の石田三成陣地。
なんだかポツンとしていて寂しそう。
彼もね、役職が今で言う監査官みたいなポジションだったから、「お前、現場の働きも知らんと勝手に評価しやがって!」とか、「こんなに頑張ったのに報酬これだけかよ!」とかいうヘイトを買っちゃっただけで、別に悪い人ではないのよ。知らんけど。
▼「①家康やっぱりタヌキジジイ」の東軍本陣。三成側と比べて華々しい。
目の前にある首は、怨念の大谷吉隆の家臣であり、介錯まで務めた湯浅五助さん。
こんなおめでたい格好したあっぱれ爺ちゃんだけど、関ヶ原の戦いのメインは情報戦。
軍師官兵衛の嫡男、黒田長政らの活躍により、東軍からは裏切り者が出ないように押さえつつ、西軍の小早川を寝返らせたり、毛利軍を動かさないように仕向けたりして、効率よく勝利を得ます。
まさに「知は力なり」って感じですね!
▼「⑤毛利のおっちゃん不遇すぎぃぃ」の毛利軍。
これまたポツンと建っている西軍総大将。
めちゃくちゃ良いポジションに陣取り、徳川家にも匹敵するほどの兵力を備えていた毛利軍。
しかし、東軍と内通していた家臣の吉川広家さんが「今弁当食ってるので嫌でござる!絶対に働きたくないでござる!」とゆとり世代もびっくりな言い訳(=宰相殿の空弁当)で動かなかったため、結局出陣出来ずじまい。
園内のクイズに正解して、吉川さんのステッカーをいただきました。
吉川さんも毛利家のためを思って、「関ヶ原で出陣しない代わりに、戦後もよしなに。」と約束したのに、実際は徳川幕府からフルボッコ。
そりゃ明治維新で長州藩が張り切るわけですわ。
▼長州藩と言えば薩摩藩。
島津勢は西軍でしたが、戦況の悪化に伴い、「なにこの合戦!メンバーの連携ガタガタだし、俺の魅力が全然活かされないじゃん!もうつまんないから帰る!」と、敵陣を正面突破して鹿児島へ戻ります。
敗走しても漢らしい薩摩隼人。
そりゃ明治維新で張り切るわ。
お土産はチーズケーキで決まり!
なぜかウォーランドの目の前には、「花伊吹」というお土産&お食事処があります。
そこでの一押し目玉商品が、こちらのチーズケーキ!
コクと酸味のバランスが絶妙!
しかも常温で2週間もつ!
炎天下の車内でもok!
試食したときのあまりの美味しさに、一人暮らしだけど思わずワンホール買っちゃいました。
お家でチーズケーキが待ってる暮らしって最高。
この日はゆるキャラよもぎちゃんもお出迎え!
動きがあざと可愛いよ!
まとめ
夏休みのお出かけに、グルメも歴史も楽しめる関ヶ原はいかがでしょうか。
▽関ヶ原ウォーランドと同じコンクリート彫刻家さんが手がけた神社がこちら。ここもヤバい所でした。
▽ゲストハウス岐てんさんのご予約はこちらから