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しろくま×砂むし風呂で自分をリセットする夏の旅【鹿児島・指宿】

夏!!あんまりお休みは取れないけど、夏休みっぽいことがしたい!

暑いときこそ南国ムード漂うところでのんびり過ごすのも季節の楽しみ方の1つですよね。

そういうわけで、ちょっと鹿児島まで遊びに行ってきました。

鹿児島行ったらまずはこれを食べておきたい!!

到着するなり真っ先に向かったのは天文館。

夏に鹿児島来たのなら、やっぱりこの子には会っておかないと。
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氷白熊(しろくま)の本家 - 天文館むじゃき
天文館『むじゃき』のしろくま、今回はコーヒーしろくまにしてみました!(写真はベビーサイズ)
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上のほろにがコーヒー部分と、下のノーマルなしろくまミルクシロップ部分との相性が絶妙!

これだけでも充分鹿児島に来た甲斐あったな~と幸せなんですが。

呑兵衛のにゃんすが、鹿児島随一の繁華街に来てそのまま帰るわけがない!

とりあえずキビナゴと芋焼酎で一杯やりたいな~と思って、海鮮居酒屋っぽいところへ入ってみることに。
大漁酒場憲 - 天文館通/居酒屋 [食べログ]
わちゃわちゃガヤガヤしてて、いかにも大衆居酒屋って雰囲気なのですが、それがまた地元の人の熱気が感じられて楽しい!

鹿児島らしくハイボールもタンカン・ボンタン・桜島小みかんとあって、同じ柑橘類でも甘味と酸味と苦味のバランスが全部違う!
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値段もリーズナブル!写真の刺身盛り合わせで880円と近所のスーパーよりも安い価格にびっくり!

もちろん芋焼酎&キビナゴ&さつま揚げも堪能。

今回はお酒は控えめにしておいたけど、今度は焼酎バーにも行ってみたいな。

翌朝、砂むし温泉を体験しに指宿へ

鹿児島中央駅から電車で1時間半ほどで指宿駅に到着。
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駅の観光案内所で情報をゲットし、バスで揺られること約10分。

休暇村指宿へやって来ました!
休暇村指宿【公式】《ベストレート保証》|砂むし温泉・天然かけ流し温泉を愉しむ南国指宿のリゾートホテル
宿泊される方向けに無料送迎バスも出ているようですが、路線バスを利用する場合には、本数が1時間に1本ほどなのでご注意を。

ロビーでお金を払い、大浴場の脱衣場で専用の浴衣に着替えます。

浴場へ入ってすぐ右手に階段があるので、そこを下っていくと、砂むし会場に着きます。(男女共通)

目の前に広がる海!波の音と潮風が心地良い!

砂場自体は屋根が付いているので、日焼けを気にすることなく楽しめます。(夕方以降は屋外でも楽しめるそうです)

いよいよドキドキの砂むし体験!

会場にいるおじさんがスコップで軽く掘ってくれたところへ横たわり、上から砂をかけられます。

お、重い!!

砂自体が温泉を含んでいるので、軽くかけられただけでもかなり重いです。
約30kgくらいあるとか。

ここの砂場の温度は50℃くらいなので、じんわり温かいかな~と感じられるくらいの温度。

だけど、加圧トレーニング+岩盤浴を同時にやっているようなものなので、10~15分ほどですっごく汗だくになります!

こちらの砂むし風呂は、2ヵ所の砂場を利用して一回毎に温泉水で洗っているので、安心して利用できます。

砂から出てきたときには孵化したウミガメのような、生まれ変わった気分に!!

砂風呂のあとは大浴場でのんびり。

露天風呂からも海が眺められ、畳っぽい素材の休憩スペースでごろごろしながら浮世の垢をしっかりと流してきました。

ホテル付きの温泉だけあって、シャンプーやコンディショナー、石鹸、化粧水、洗い流さないトリートメントなどのアメニティも充実!ドライヤーも比較的良いものでした。

指宿名物『温たまらん丼』が絶品すぎる!

温泉をじっくり堪能したあとは、再びバスで指宿駅へ。

指宿では温泉たまごを利用したどんぶり、『温たまらん丼』をご当地グルメとして推しているらしく、様々な店舗で異なる温たまらん丼を味わうことができます。
http://www.ibusuki-cci.or.jp/ibushoku/ontamarandon/
私は、商店街をまっすぐ歩いた先にある『さつま味』さんへ。
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さつま味 (さつまあじ) - 指宿/郷土料理(その他) [食べログ]
こちらの『温たまらん丼』は、元々板前さんへのまかないとして出していた海鮮丼を改良したもの。
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お店の水槽では伊勢海老やウツボさんがこんにちはしており、普段ではなかなか行けない高級店なんだろうな、とドキドキ。

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フタを開ける前から期待が高まります!

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めっちゃ綺麗!!

お味のほうも、思わず心の中で「芸術か!!」とツッコミ入れるくらい絶品。

無我夢中で食べ終わった頃には、カウンターの向こうにいる板前さん達が5割増しでイケメンに見えました。

これで1000円ちょっととか、本当にそれで良いの!?

強いて言えば若干小盛りではあるので、温たまらん丼のハシゴとか、鹿児島ラーメンとかを食べても良いかも。

食後のしろくまも捨てがたいですね。

こんなに楽しい鹿児島!ただ1つ気がかりが…

5月に大分行ったときも、6月に福岡と長崎行ったときも思ったけど、やっぱり去年と比べて観光客が少ない気がします。

たまたま運が良かっただけかもしれないけど、この時期に天文館のむじゃき本店に並ばずに入れたり、指宿の温泉が貸切状態だったりするのは、客としては嬉しいけれどちょっぴり不安。

今は『九州ふっこう割』というキャンペーンもやっていることですし、もっと大勢の方に九州の魅力を知って頂きたい!!
kyushu-fukkou.jp

旅の良いところの1つは、他人や自分自身に対する執着から一歩離れ、目の前の景色や料理に集中できることだと思います。

忙しくて精神的にも物理的にも余裕がない、と思うときこそ敢えて一歩下がることを意識してみてはいかがでしょうか。

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あなたがどれだけ思い悩んでいても、鹿児島の海と空は青く広がっているし、砂むし風呂は温かく包んでくれますよ。

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