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元人見知りが1人で旅に出るようになって感じた5つの内面的変化

元々は自己肯定感も高くなく、人と接することがあまり得意ではなかった私。

今もそんなに自信があるわけではないけれど、
週6勤務の合間を縫って出かけるようになってからは
自分でも随分変わったなと思うところがあったので、書き出してみます。

君はどこにでも行ける

君はどこにでも行ける

  • 作者:堀江貴文
  • 発売日: 2016/03/25
  • メディア: 単行本

1. 自分を大事にしようと思える

せっかく楽しい旅の予定を立てたとしても、自分の心身が病んでいたり、周りに振り回されてばかりだったりすると台無しですよね。

かつては少し調子を崩したとしても、
「それがお前の限界か!?」
「気合いと根性で乗りきれ!」
と、ストイックに自分を追い込んでしまうところがあったけれど。

でも、好きなことを続けるための一番の資本は、自分の健全な体と心。

自分を大事に出来ないことには、自分が大事にしたいものを守り続けることはできない。

そう思うようになってからは、自分の状態をよく観察し、弱っているときには自分を守ったり回復することに力を傾けるようになりました。

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2. 人が好きになる

そもそも何で人見知りなのかと言うと、

ふとした瞬間に人の "裏の顔゛ってやつを垣間見てゾッとしたり

激しい感情に接すると、自分のことでなくてもひどく動揺してしてしまったり

人の負の感情を受け取ることも、それを嫌だと思ってしまう自分にも疲れてしまうからなんですよね。

しかし、今まで知らなかった外の世界へ出てみると、

アミューズメントな神社を作るコンクリート彫刻家とか、
【桃太郎神社、田県神社】愛知県珍スポット巡りの旅!【犬山、小牧】 - 全力にゃんす!

職業人としてのオカマを貫くママとか、
https://nyansu.com/entry/2016/06/28/【京都カルシウムハウス】ゲイは芸の道!?梶子マ

自分の家や車にペットボトルのフタをネジで取りつけまくる尾道のアーティストとか、
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世の中には、自分の物差しでは測りきれないような人たちがたくさんいて。

ゲストハウスでも、表の顔ですらよくわからない人に出会ったりするし。

ここまで来るとショック療法というか、不思議すぎてもっと知りたいという好奇心から、逆に人に興味を持つように。

3. 人に嫌われても良いやと思える

昔から「自分が特に嫌っていない人から敵視されることはダメなことだ」という思い込みがあって、

自分のどこがいけなかったんだろう
相手は何か誤解しているんじゃないかな
もっと出来ることがあったはず
これからどうすれば修復できるんだろうか

などと、延々考えてしまう癖がありました。

だけど、

何となくいけすかないとか、
自分が好き/嫌いな人と仲が良い/悪いとか、
自分より上/下とか、

意外と人はしょうもない理由で人を嫌うんですよね。

原因がはっきりしていて、明らかに自分に非がある場合は別だけど、

自分がいくつも持っている世界のうちの、
ほんの一握りの。

人生においてさほど重要でない人から好意を向けられなかったからと言って、

それが一体何なんだと。

様々な価値観に触れて自分の世界が広がっていくうちに、強がりではなく自然と思えるようになりました。

4. 人(や動物)に自然と優しくなれる

いったん自分が普段いる世界から少し離れてリセットして戻ってくると、
気持ちにすごく余裕が出てきます。

無理せずに自然と傾聴できる感じ。

仕事柄というのもありますが、
今までは優しくなりたい、優しくあらねばと思うあまり「優しさ」というものに対してかなり力んでいた気がします。

ただ甘やかすのもダメだけど、
厳しすぎて相手を追い詰めることもしたくない。

相手の気持ちを察してあげるのも大事だけど、
求められるものにそのまま応じているだけだと
逆に不信感を煽ることもある。

負の感情に寄り添いすぎると
自分まで引っ張られてしまうし、
だからと言って境界線を引きすぎると
人としての感情をどんどん失ってしまう。

ハリネズミの願い

ハリネズミの願い

そんなときは、
面倒なことを考えなくても気軽に交流できる空間に一度身を置いてくる。

そうすることで、旅先でのゆったりとした雰囲気を自分の中に残したまま本来の生活に戻っていけるようになりました。

5. コンプレックスも悪くないものだと思える

容姿なり性格なり環境なり、
それぞれ大小様々な悩みがあると思います。

だけど1人で外の世界へ出てみることで、

短所は長所にもなり得る、
上手く利用すれば良いだけのこと

やっぱり短所のままだったとしても、
自力なり他力なりでどうにかなるし、
なにより気付けただけでも大きな進歩

ざっくりと言ってしまえば、
「まぁ色んな人がいるんだし、こんなぽんこつな私でも何とかなるんじゃない?」
と思えるようになりました。

今では、そもそも悩みがあること自体は悪いことじゃないとすら思っています。

その隙を他人につかれて大事なものを失ったり、直接関係のない変なものにすがったりするから問題になるだけであって。

状況にもよるけど、
焦って今すぐ何とかしなきゃと思うより、
少しずつ慣らしながら進んでいこうと思ったほうが楽になることもありますよ。

最後に

私は今の週末ゲスハ生活が気に入ってフラフラとしていますが、人に対しては別に旅に出ても出なくてもいいと思っています。

でも、自分の今いる所だけが世界の全てじゃないということだけは知っておいて欲しい。

遠くに行かなくても良い。

宿泊しなくても良い。

ただ、
誰かの上司や部下、取引先、家族、恋人といったしがらみから一時でも離れられるような。

そんな何者でもないフラットな自分が心地良いと思える空間をぜひ見つけて欲しいな、と思います。

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