10月22、23日に和歌山県海南駅前で開催された、理想の商店街をつくるプロジェクト『ARCADE』に行ってきました!
商店街を選ぶときに考えるべき5つのこと - arcadeproject.net
キーワードは『カッコイイ大人』
今まで、和歌山という土地にあまり思い入れのなかった私を動かしたのは、今回のプロジェクトの実行委員でもあり、ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -の著者でもあるだりさんのこの一文。
あの商店街を再び!駅前に2日間だけ現れる理想空間「ARCADE」を和歌山につくる - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
自分の拠点として、私たちはなぜこの土地を選んだのか?仕事をする時に大切にしているこだわりは、どの体験がきっかけとなって生まれているのか?改めて考えてみたとき、私たちはこの街の”カッコイイ大人”に出会えたことが原点にあると気付かされました。
『カッコイイ大人』に出会えたことで、和歌山を拠点に選び、その姿を次世代へ繋いでいくー。
私自身、今までそのような考え方をしたことがなかったので、とても驚きました。
そもそも『カッコイイ』『大人』なんていないと思っていた
とってもひねくれた見方かもしれませんが、
誰だってそれなりに生きていれば、カッコ悪い部分だって、幼稚な部分だってあると思うんです。
『カッコイイ』『大人』という幻想にすがるから、自分や他人の『カッコ悪い』『幼稚』な部分が許せなくなって、責めたり攻撃したりしてしまう。
その方がよっぽどカッコ悪い。
いかにカッコ悪い自分を認め、幼稚な自分を上手くなだめすかすか
いかにカッコ悪い他人と向き合い、幼稚な他人と上手く距離をとるか
それができるのが『大人』だと思っていました。
和歌山で『カッコイイ大人』と出会う
実は和歌山でのゲストハウスガイド100の出版イベント後、打ち上げに参加させて頂きました。
【ゲストハウスガイド100出版記念イベントin和歌山】著者のだりさん、編集者の佐々木さんについての印象と私自身の変化 - 全力にゃんす!
そこで偶然、ARCADEメンバーにとって『カッコイイ大人の象徴的人物』である、源じろうさんの隣席に。proyect g oficina
なんだろう、結構無茶苦茶な事言ってるんだけど、「大丈夫」とか「何とかなる」という言葉に、すごく説得力があって。
それでいて、本人は飄々としていて誰よりも楽しそうなの。
なんか、ずるくない?(笑)
あ~、この『自分の好きなことを圧倒的に楽しんで』『周りを巻き込んでどんどん面白くしていく』後ろ姿が、思わず追いかけたくなる『カッコイイ大人』なんだろうな、と実感しました。
実際に海南駅前に訪れてみての感想
・人の活気に驚く
[
ここが普段はほとんど人通りのないところだなんて信じられない!
老若男女、いろんな人が和気あいあいとしている。
和歌山という土地柄もあってか、人が多くてもギスギスしていないのが良いですね。
・お店のレベルが高い!
鰯のつみれ汁。
前日、1人で入ったゲスハ近くの居酒屋で常連さん達と盛り上がり、朝4時まで呑んでいたお腹には、とっても優しかったです。
一頭煮込みカレー。
牛さんのお肉やホルモンが豪快に煮込まれたカレー。
すごく濃厚で、なんとも言えない旨味が口一杯に広がって…モゥ一度食べたい!
チョコソフト。
甘いんだけど、カカオの風味がしっかりしていて、後味がしつこくないの!
今まで食べたチョコソフトのなかで一番美味しい。
ゴ○ィバ超え。
他にも色々食べたり飲んだり、雑貨や本を見たり、写真や絵を製作している姿を眺めたり。
1人でも充分楽しかったけど、来年はもっと色んな人とこの感動を共有したい!
・運営側が一番楽しそう!
タイトルで「文化祭」と表現している理由はここ。
だって、お客さんより中の人のほうが楽しそうなんだもんw
できるなら私もスタッフTシャツ着てお手伝いしたかった!
でも県外だしそんなしょっちゅう説明会とかにも行けないし、うわぁぁぁん!!!
そんな私にもできる"お手伝い"として、微力ながらクラウドファンディングで支援したので、パレットに名前を書いて戴きました。
この人たちを応援できて、本当に良かった。
些細なものだけど、支援できる経済的・精神的余裕を持てた自分が少し誇らしかった。
私にも出来る形で応援させてくれてありがとう。
いまの自分は『カッコイイ大人』に近付いているのか
過去記事より。
オフ会妄想で理想の自分に近付く! - 全力にゃんす!
いつか皆様にお会いするときには、理想の「にゃんす」として、夢を叶え続けることの辛さよりもその先にある幸せを堂々と語れるような
この時から数えきれないくらいオフ会に参加していますが、全然出来ていないですね。
むしろ、フラットな状態に持って行きすぎて、情けないところも隠さずバンバン出している感じ。
それも普段『先生』と呼ばれ、周りが期待する『カッコイイ大人』に応える私なりのバランスの取り方だったりするけども、そろそろ足元ばかり見ずに前を向いても良いのかもしれない。
どこで、誰と、どんな風にナリワイを築くのか。
同世代であるARCADEメンバー達の挑戦に、ただ憧れるだけで終わるつもりはありません。
あなたがもし「理想の街」で、「最高の文化祭」を作り上げるとするならば、どんな形にしたいですか?