1月の寒い時期に、鹿児島のゲストハウスへ泊まってダイビングに行ってきました!
1日目:鹿児島グルメ&交流系ゲストハウス
九州新幹線に乗って、やって参りました鹿児島中央駅!
薩摩切子モチーフのイルミネーションがすごく綺麗。
鹿児島ラーメンが食べたくて、早速西口にある思無邪(しむじゃ)さんへ。
思無邪の味噌というメニューを注文。
こってり濃厚だけど旨みも充分!
さすが、「思いに邪(よこしま)無し」という島津斉彬公の言葉を取っただけはあります!
この日のお宿は、鹿児島港近くにあるイルカゲストハウス。
数年前に泊まった際、内装の可愛さと女将さんの人柄に惚れて以来のファン。
ゲストハウスが初めての方でも、逆に泊まり慣れていてちょっとうるさい人でも、自信を持っておすすめできるお宿です!
チェックインのあとは、近くのかごっま温泉へ。
番台のおじちゃん、BGMの演歌、なんかよく分からない謎のインテリア、全てが愛すべきザ・銭湯。
お風呂入ってさっぱりした後は、再び中央駅方面へ移動し、かごっまふるさと屋台村へ。
イルカゲストハウスの女将さんおすすめのお店で、年末に別のゲストハウスで知り合った人と焼酎ウェーイ!
「再来週イルカゲストハウス行くんですー。」
「あ、じゃあ私もヒマだし行きますー。」
みたいなノリで予約し、先にチェックインしていることを知りつつもマイペースにラーメン食べて銭湯入って居酒屋で合流するフリーダムさ。
このゆるさ、気楽さがゲストハウスコミュニティの良さですよ!
鹿児島と言えばきびなご!
他にもフグとかサバとかエビとかたくさんたべて呑んでしゃべって、お店の人やお客さんも交えてワイワイ楽しみました。
イルカゲストハウスに戻ってからも、共有スペースで女将さんやゲストさんとおしゃべり。
鹿児島の観光名所について教えてもらったり、他のゲストハウスについて情報交換したりと、夜1時くらいまで話し込んでしまいました。
2日目:南さつま市でダイビング
イルカゲストハウスで迎える朝。
この日は菜の花マラソン参加者のために、女将さんが具沢山のお味噌汁を作ってくださっていました。
ランナーの方たちは朝4時半には出発されていたので、ちゃっかりおこぼれを頂きます。
「マラソン前に身体が温まるように」と生姜の甘酢漬けまで。
ダイビング前に身体が温まるように、しっかり頂きました。
共有スペースにふらっとやってきたにゃんこ。
かわいい。
他にも、ゲストさんからリンゴを恵んで頂いたり。
やっぱりイルカゲストハウスは最高でした!
また遊びに行くね!
そして本日のメインであるダイビング。
鹿児島市内のホテルまで送迎してくれるダイビングショップをあそびゅーで探して予約しました!
今回のポイントは南さつま市の鑑真漂着の地のほど近く。
2ダイビングでがんじん荘の美味しいお魚定食とあったかいシャワー付き。
「寒い時期に海の中になんて潜れるの?」と思われるかもしれませんが、冬場はドライスーツと呼ばれる水を通さないスーツを着るので大丈夫です。
この日は水温19度でしたし、中には奮発して買った専用インナーを着ていたので全然余裕でした。
ワールドダイブ サーマル・ボディー・スムーサー プルオーバー WSB2P (サイズ: M 身長158~174 体重:56~68 胸囲:88~98 腹囲:67~77 尻囲:99~107)
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さて、ボートの上で準備を整え、いざ海中世界へドボーン!
去年の夏は台風の影響で全く潜れず、半年ぶりとなったダイビング。
久しぶりすぎてへっぴり腰。
お魚さんおったどー!!
一心不乱にチンアナゴを観察中。
10年以上潜ってても見ることが出来ないと言われる極小タツノオトシゴ、ピグミーシーホースを(インストラクターさんが一生懸命探してくれて)発見!
1cmくらいしかなくて、すごく可愛い!
ハリセンボンを手渡されてどう触っていいのか戸惑う図。
大量の魚群。昨日のきびなご、美味しかったなぁ。
ニモやー!!(流されまいと必死にしがみついてる)
この他にも、岩場からサーッとウミガメが出てきたり、ハンマーヘッドシャークの亡骸を見たりと、とても楽しい海中散歩の時間でした!
耳抜きの感覚を取り戻すまで、思いっきりやりすぎて鼻血出たけどね。
生きたシャークさんが近寄ってこなくて良かったよ。
この日のお宿はグリーンゲストハウス。
こちらは1900円からと格安で泊まれるのと、屋上から桜島が眺められるのがポイントです。
ダイビングで疲れ切っていたので、共有スペースでコンビニで買った焼酎ハイボールとおつまみで一杯やりながら漫画読んでダラダラしてたけど、ゲストさんは外国人が多く、それぞれに国際交流を楽しまれているようでした。
3日目:仙巌園&天然温泉湯乃山
鹿児島最終日は、初日にイルカゲストハウスさんで激推しされた仙巌園へ。
かごしまシティビューバスと路面電車の共通1日券を買っておくと便利です。
名勝 仙巌園 | 薩摩藩 島津家別邸 | 鹿児島 | 尚古集成館
優美なお庭、日本近代化の礎となる工場跡地や博物館、薩摩切子など「強く豊かな国」を目指した島津藩の業績を間近で見ることができます。
反射炉跡。海外の書物からの情報のみで、既存の技術と掛け合わせて作られたそうです。
薩摩切子。可愛い!綺麗!
だけどお値段は可愛くない!
薩摩切子工場。
これだけ職人の手間暇と技術が込められていたら、相応のお値段がするはずです。
桜島の絶景ポイントも見どころ!
そして食べ歩きグルメが充実しているのも素晴らしい。
さつま揚げに両棒(ぢゃんぼ)餅。
暖かければ芋焼酎ソフトクリームも美味しそうだったな。
唯一の心残りはダイビングの筋肉痛で示現流の体験ができなかったこと。
「ちぇすとー!!」ってやりたかった。
アラサー女が一人でやってる絵面を考えると、やっぱりやらなくて良かったかもしれない。
その他にもおしゃれなスタバとかお土産とか色々あったけど、小腹じゃ埋まらないくらい本格的にお腹が空いてきたので、ドルフィンポートへ移動して我流風(がるふ)ラーメンへ。
がっつりとエネルギー補給したところで、次の目的地へ。
西郷隆盛終焉の地の隣にある、天然温泉湯乃山。
ここは年末に出会ったゲストハウス&銭湯大好き女子が絶賛していたので、是非とも行っておきたい場所でした。
昔ながらの公園のトイレかな?っていうような外観と手作り感あふれる脱衣所、小さな浴場とシャワーが1つのみというミニマムさと、それに相反する500円という入湯料。
はじめは、「なんでここを推したんや…!」という不信感でいっぱいだったけど、驚くべきはその泉質の良さ。
近所のおばさま方とおしゃべりしながら30分くらい浸かっていたんだけど、もう全身がぽっかぽか。
しかもそれが長時間続くの!
おかげで旅の最後にしろくまを堪能して帰ることができました!
まさか1月にかき氷を美味しくいただけるとは思ってなかったよ!
まとめ
ゲストハウス×ダイビングという、好きなものと好きなものを掛け合わせた今回の旅。
旅先での出逢いや交流を大切にしながらも、マイペースに楽しめた3日間でした。
鹿児島の海は比較的透明度や水温が高く、陸路でも移動できるので、飛行機と違って乗るまでに18時間以上空ける必要がなくてとても便利だと思いました!
ゲストハウスでの交流やダイビングに興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。