あなたは好きなもの・ハマっているものを全力で他人にオススメすることができますか?
今回は、新疆ウィグル地区というあまり馴染みのない場所をテーマにした、ちょっと変わったカフェに行ってきました!
北九州でのゲストハウスガイド100出版イベントの翌日。
ゲストハウス初心者ほどイベントに参加して欲しい3つの理由【ゲストハウスガイド100出版イベントin北九州】 - 全力にゃんす!
だりさんは京都でのイベントの為に早朝から出発しちゃうし、どうしようかなと思ってタンガテーブルのフライヤーを漁っていると。
一際目を引くど派手なハガキ!
文章を読んでもよくわからない…そして店主?とマスターの名前が胡散臭い…。
とりあえずアジアンテイストな古民家カフェってことなのかな??
よし、行ってみよう!!
いつも通りのノリと勢いとブロガー的ネタ思考で小倉から門司港へ。
↓ゲス100にも載っている、女子向けゲストハウスtunnelも徒歩圏内にあるよ!
tunnel-mojiko.com - このウェブサイトは販売用です! - ゲストハウス トゥネル ドミトリー ホステル ホテル リソースおよび情報
何もなさそうな路地のなかで突如現れるカラフルなお店。
メニューを拝見。なかなか美味しそう。
お子様も歓迎。
おひとり様も、カップルも。
ムスリムも、ベジタリアンも。
小さなカフェなのに、幅広く対応してくれそうな雰囲気。さすがシルクロード(?)
ちょっぴり勇気を出してドアをくぐる。先客はいないようす。
民族衣装を着た、感じの良い女性にお迎えされる。
あ、グリシェン中川さん!こんにちは!
「いらっしゃいー!ご飯にする?お茶?それともコスプレ?うん、先に着替えよっかー!」
あれ、お店間違えたかな??
こんなマニアックなお店が他にあるわけもなく、どうやら店内にある民族衣装を自由に着てみてね、ということらしい。
自由に、というかグリシェンさんが一番ノリノリでテーブルどかしたりして写真撮りまくってるんですが。
背景にこだわったり。
ポーズ指定されたり。
衣装チェンジしたり。
ここでようやくお水とメニュー表を渡されるw
料理を待つ間も店内で撮影会。
1つ1つこだわりが感じられる可愛い小物たち。
撮影会中に出会った、ハンマーダルシマー奏者のオスカルみゆきさんのCD。
↓ブログもされているようす
オスカル・みゆき/さかもとみゆき温泉 (ぬるめ)
こちらで定期的にレッスン&演奏会が行われているらしい。つくづく不思議なお店である。
店内を眺めたりウィグル関連本を読んだりしている内にご飯も出来上がったようす。
お店が面白すぎて全然待った感じがしない!
ウィグル料理のポロと、門司港名物焼きカレーのセット。
ポロは、西へ伝わるにつれポロ→ポロウ→パロウ→パラウ→ピラウ→ピラフとなり、つまりピラフの語源となった炊き込みごはんとのこと。(うろ覚え)
ラム肉の旨味がぎゅっとお米に凝縮されていて、香辛料の爽やかな風味が後を駆け抜ける!
想像していたような臭みとか変なクセとかがなくて、意外と食べやすい!
見た目よりもはるかに美味しくてびっくりしました。
食後もまったりとグリシェン中川さんとお話。
とにかくウィグルへの愛が凄すぎて、今までの『時々ニュースに出てくる、中国のはしっこにあって、モンゴルとかと接しているところ』くらいの貧相なイメージしかなかったけど、そこに突然色がつき、生きた世界としてありありと感じられるような、まさに『実感がわく』とはこの事か、と思える時間を過ごしました。
(↓ちなみにウィグルの正しい場所はこちら)
本やブログを執筆すること、それを編集して出版すること、イベントを企画すること、ゲストハウスやカフェを作ること、どれにでも共通することかもしれないけど。
多少周りから浮いていたとしても、自分が好きなものに対して、確かな知識・経験・行動力を持って全力で推していくことで賛同してくれる人達が集まって力を貸してくれて。
そうすると、他の分野であっても面白そうなことをやっている人達を見ると自分でも応援したくなって。
応援したりされたりしている内に、自分を取りまく町が、世界が、人生が面白くなって。
今はまだまだだけど、いつかは自分でもそんな景色を作り出したいと思いました。
おまけ
デザートを探して周りを散策していると、良い感じのかき氷屋さんを発見。
果実堂 (カジツドウ) - 出光美術館/カフェ [食べログ]
お隣がどこかで見たような気がする名前のビルだったけど。確かゲスハ100の巻末に載っていたような?
店内はカウンター席のみだけど、メニューの1つ1つに店主のこだわりが書かれていて、どれを頼もうか非常に悩む!
写真はブドウアロエ。果実堂と名乗るだけあって、果汁の味がしっかりして美味しかったです。