季節の変わり目になると、次はどんなお洋服を着ようかなってワクワクしますよね。
だけどその一方で、上手くコーディネートができるのかちょっぴり不安になることってありませんか?
今回は、
- ファッションセンスに自信がない
- むしろ何がオシャレなのかすら分からない
- 服屋に行っても何を買えばいいのか悩む
- ファッション関連の本やブログ等を読んでみてもピンとこない
- パーソナルカラーや骨格診断等を受けてはみたものの、これが本当に似合っているのか?と疑問に思うときがある
という方に向けて、私が色々研究した結果、現在実践しているワードローブの揃え方を紹介します。
服装にこだわりたい上位4シーンを挙げる
「そのときは可愛いと思って買ったものの、いまいち着る機会が分からない…仕方ないから無理やり合わせてみたけど、なんか違う…」
という経験はありませんか?
こういう人は、自分の中で優先したいTPOが分かっていないのです。
まずは、「いつ・どこで・どんなときに服装に気を遣いたいのか」を明確にしましょう。
ちなみに私の場合は、
- 仕事①(いつもの通勤着)
- 仕事②(上司を含めての食事会、同業者との勉強会、新製品の説明会など)
- 趣味①(カフェ巡り、美容院、映画鑑賞などのインドア系)
- 趣味②(ジム、ダイビング、一人旅などのアウトドア系)
となります。
これは私が人生において「仕事と趣味を全力で楽しむ」ことに比重を置いているからで、どのシーンを大切にするかは人によって様々だと思います。
家での時間を充実させたい、睡眠にこだわりたい、恋人や家族との時間を大切にしたい等、各々が大事にしたいと思うシーンを4つ思い描いてください。
4つにしたのは後で分類しやすいのと、多すぎても思考が散らかりやすいし、「家と外」みたいにシーンが少なすぎてもイメージが漠然とするかな?と考えたからです。
服の枚数を減らしたい、着回しを考えたい、という方もとりあえず4つ挙げてください。
各シーンに合わせた「こうありたい自分」を考える
私を含めたファッション迷子の人は、この設定が甘いことが多いです。
自分自身がどうなりたいかも分かっていないのに、他人のファッションを丸ごとコピーするだけでしっくりくるわけがありません。
まずは「こうありたい」という内面と向き合ってください。
私の場合を例に挙げると、
- 仕事①(通勤)→親しみやすい、真面目、信頼感
- 仕事②(勉強会等)→知性、仕事熱心、冷静
- 趣味①(インドア)→落ち着き、上品、控えめな華やかさ
- 趣味②(アウトドア)→活発、身軽、面白さ
になります。
誠実さと親しみやすさが求められるときと、熱くクールに議論するとき。
女性らしさを楽しむときと、活発に動き回るとき。
シーンによって求めているものが見事にバラバラで、我ながら欲張りですね。
次はこれらを整理して、最大限に魅力を活かした最小限のワードローブ作りをやっていきます。
「こうありたい自分」から、4つのシーンを領域化する
シーン別の「こうありたい自分」から共通点を見つけ、4領域に分類します。
今回は、4つのシーンのイメージから、「business(真面目、信頼感)」「hobby(楽しさ、面白さ)」「dress(落ち着き、品性)」「casual(身軽さ、親しみやすさ)」に分類しました。
私の場合だと、
第1領域→趣味①(インドア)
第2領域→仕事②(勉強会等)
第3領域→趣味②(アウトドア)
第4領域→仕事①(通勤)
になります。
ここまでが服を揃える前の段階。
大変ですが、後の作業を楽にするためにもしっかり考えてください。
手持ちの服や欲しい服を領域ごとに分ける
やっと具体的にコーディネートを組むところに来ました。
現在持っている服や、これから購入予定の服がどの領域に属するのか、アイテムごとに分けていきましょう。
このときに初めてパーソナルカラーや骨格診断、色の持つイメージなどの知識をフル活用してください。
更に服の枚数を減らしたい方は、
- どの領域にも属さない服→断捨離
- 特定の領域でしか使えない服→厳選
- 複数の領域で使える服を増やす
を意識すると良いです。
具体的に言えば、
- casualっぽいけど重くて肩がこるアウターは『身軽さ』に反するので断捨離
- 鮮やかでラインの綺麗なカラースカートは第1領域、かっちりしたジャケットは第2領域でしか使えないので、枚数を厳選
- ネイビーのワンピースは第1&2領域、キレイめの黒のヨガパンツは第3&4領域で使えるので買い
といった感じです。
非常にめんどくさそうですが、一旦この考え方に慣れてしまえば、服を手にした時点で「これ可愛い!パーソナルカラー、骨格診断OK!第1,3,4領域で使える!よし買おう!」となるので相当楽です。
まとめ
- まずは「どういうときに服装にこだわりたいか?」をはっきりさせよう
- 「こうありたい自分」がないと、何を着てもしっくりこない
- 4領域に分類すると、外見にも内面にも沿ったワードローブを揃えやすい
小さい頃からオシャレとは無縁の生活を送ってきた私が、どうすれば納得のいくワードローブを構築できるのか考えた結果。
おそらくオシャレでセンスのある人は「こうありたい自分」と服のブランドやモデルさんのイメージとリンクさせるのが上手いのかなと思いました。
現場での知識も経験も足りない人が少しでもそれを補うためには、内省×学習×行動が必要です。
私の内省×学習×行動の結果が、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。
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