パートナーや同居人との家事分担ってどうされていますか?
この問題について、お互いが完全に満足されている方ってかなり少ないんじゃないかと思います。
かく言う私も共働きで生活費は完全に折半しているにも関わらず家事のほとんどを担っているという状態。
夫の仕事が忙しく、家にいることが少ないとは言え、私だって週6日固定時間外労働込みのフルタイムで働くハードワーカー。
嫁だから家のことはやって当然、という態度だと困ります。
とは言え、どうやって分担すればいいのか?
我が家は基本的に「余裕があるほうが家事をやる」というルール。
お互いの残業・出張・休日出勤・在宅勤務等に対応して思いやり精神で動きましょう、という考え方。
ただ、この考えだとやっぱり甘えが出ちゃうんですよね。
特に休日など「余裕はあるけどなるべく動きたくない」とき。
私だけがせっせと家事やってると段々腹立ってくるし、「お願いする」「指示を出す」というのもなんか違う気がする。
だからと言って生活費多めに出して欲しいとか、お金で解決したいわけでもない。
あくまでも、お互いが「自発的に」「楽しく」家事を分担できる仕組みを作りたいだけ。
そういうわけで、夫婦なりのオリジナルルールを考えました。
カピバラチャレンジとは
主に夕食後の家事分担を決める簡単なゲーム。
1人が左右どちらかの手に箸置きを隠して「どっちでしょう?」ってやって、もう一人がそれを当てるやつ。
我が家の箸置きがカピバラなので、”カピバラチャレンジ”と呼んでいます。
カピバラを持っている手を当てたらお風呂、外したらキッチン周りの家事。
お風呂担当は浴室洗ってお湯溜めて、その間に洗濯物を畳んだり掃除したり。
キッチン担当は皿洗い、お弁当作り、ゴミまとめなど。
取り掛かるタイミングや、やり方に関しては担当者にお任せです。
メリット
- ゲーム性があって楽しい
- 勝ち負けがないので公平感がある
- 家事が良い感じに分担される
今までは夫が夜遅くまでだらだら晩酌しながらテレビ観てるのにブチ切れながら家事をこなしていましたが、”カピバラチャレンジ”を導入してからは、夫が自らやろうと言い出すまでに。
「お風呂」が当たればさっさとお湯張ってゆっくり浸かって寝ますし、「キッチン」が当たれば片付けと翌日の準備がはかどるのでストレスが減りました。
デメリット
- なんとなく手の内を読まれているような気がする
どちらの手にカピバラ箸置きを持っているのか、今日はどちらの家事を担当したいのか、なんとなく考えていることがバレてきたような気がします。
ある意味パートナーシップが深まったとも言えるので良いことなのかもしれませんが、あえて変な動きをしてみたり、視線をそらしてみたりして応戦中です。
まとめ
パートナーや同居人との家事分担の方法として、簡単なゲームをして決めるというやり方を紹介しました。
”カピバラチャレンジ”は、簡単に楽しく家事を分担して、お互いが気持ちよく生活できる方法ですので、悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
▼ちなみに箸置きはこちらのものを使用しています。
▼パートナーシップについて悩まれている方はこちらの本がおすすめ。私も何度も読み返してはその度に反省しています。
▼結婚問題だけでなく、「家族とは何か」について考えさせられる一冊。独身の方にもおすすめ。
▼超有名な本だけど、「利己的でも、利他的でもない『愛』」について書かれているのは珍しいかも。読みながらめっちゃ「それな!」って叫んだ一冊。
▼「幸せになる勇気」は青年と哲人の対話形式で話がすすむので、オーディオブックで聞くのがおすすめ。ただし、青年の罵詈雑言が結構きついので注意。