私がリアルで巻き込まれたくない論争の上位が、「犬と猫どっちが好きですか?」問題。
仕事柄よくされる質問の1つですが、これ一歩間違うとコミュニティ崩壊レベルのディスり合いに発展しますww
何故そこまでいっちゃうのかと言うと、「どっちかを選ぶ」という時点で「選ばなかった一方に対するネガティブなメッセージ」を直接あるいは間接的に感じとってしまうからだと思います。
例えば、犬派の「犬の方が可愛いよな~、猫と違って飼い主に従順でなつくし!」という発言に対し、猫派は「猫と違って~、」の部分に煽られて「なにさ!犬なんてアホ面して尻尾ふってるだけじゃん!」ってなってからの泥沼化。
これは犬派の人は単に「犬が好き」という事を言いたかっただけで、別に猫派を否定したかったわけじゃないですよね。それがいつの間にか議論が激化して、気付いたときには「犬派は全世界から猫を駆逐して、狂犬病ウイルスをばらまこうとしている諸悪の根源」みたいなツッコミ所満載なトンデモ理論が展開してたりします(笑)
ここまでこじれちゃうと修復するのは大変です。もう決裂してお互い関わり合わないようにするのが一番の平和的解決法。
ただ、できれば泥仕合は未然に防ぎたいですよね。
そこで私が思い付いた案は、「ひたすら自分の好きな方だけを語りまくる!」戦法。
先ほどの「猫と違って~、」の部分にカチンと来たならば、「いや猫も可愛いんですよ~、ゴロゴロスリスリしてきて、もう歩きにくくてしょうがないんです~(*´ω`*)」とノロケまくりましょう!
「いやいやウチの犬もご飯の時間になるとお座りして待っててね、すっごいキラキラした目でこっち見てるんですよ~、本当あの目には弱いですね!」
「あ~、なるほどww私猫のモフモフ感と、お尻の×が好きなんですよ!オスだと更に下に××がついててそれがまた可愛くてww」
「お尻wwwwわかりますwwww」
あれ、なんか仲良くなってる?(笑)
これで、お尻の話からお知り合いになりましたね!w
ここで大事なのは「○○と違って」というのをすっぽり抜かして、ひたすら自分の好きな点を熱弁しているところ。
たまに愛がすごすぎてどん引きすることもありますが、それはもう本人が幸せなら、という事にしときましょう(笑)
↑寄生虫好きすぎて、回虫に人工呼吸しちゃった人が書いた本。学門的には書いてあることはマトモなのに、エピソードがいちいち変態的で楽しいww
で、にゃんすは犬派か猫派って?
犬に咬まれて人の病院のお世話になり、看護師さんに押さえ付けられて無麻酔で縫合されようとも、猫にひっかかれて祟り神にやられたアシタカの腕のように腫れ上がろうとも、この仕事を選んで働き続けていることが答えです。とカッコつけておきます(笑)
ちなみに仕事中に聞かれたときは(何故か猫派から聞かれる事の方が多い)、
「う~ん、(その人の猫をなでながら)猫ちゃんも可愛いですよね~(*^^*) ○○ちゃんは結構甘えてくるタイプですか?」
と、相手が「ウチの子の可愛いところトーク」に持って行けるようにします(笑)聞いてるだけでこちらも幸せな気分になりますよ(*´ω`*)