美容・ファッション

人生初のまつ毛パーマで失敗した話

楽ちんで、キレイでいられて、リーズナブルに出来るまつ毛パーマ。

ネットでもリアルでも評判が良く、誰でも気軽に体験できます。

ですが、私は初めてのまつ毛パーマで、一歩間違えれば大変なことになりかねないような怖い経験をしたので紹介します。

 

 

事の顛末

 ホットペッパービューティーで検索し、近所のサロンを予約。ここまでは普段エステや美容室を利用するときと変わりません。

 

違和感①:カウンセリングほぼゼロでの施術

初めて来店するサロンでは、体質や好みなどをアンケートで記入したりすることが多いのですが、今回はそれが全くなし。

手書き(!)で作られた用紙に住所氏名電話番号を書くのみでした。

別にないから良いんだけど、アレルギーとか聞かなくて大丈夫なのかな?と疑問には思いました。

そのままエステ台の上に寝かされ、施術開始。

 

違和感②:「痛いけど問題ない」という説明

全てが目を閉じた状態で行われるため予想でしかありませんが、テープのようなもので目元を固定された後、かなり匂いのキツいパーマ液?を塗る直前で言われた一言。

「この液は弱酸性なのでしみるけど、目の中には入らないので大丈夫です。」

いやいやいや、それはさすがにおかしくない?

弱酸性だからしみるっていうのにも、しみるけど害はないっていうのも、目の中に入らなければ大丈夫という理論にも、全てに納得がいかなかったけど、既に固定されて塗られているし、されるがままにするしかありませんでした。

ちょっとしみるけど我慢できないほどではないな、という痛みに約1時間耐えた後、洗浄して終了。

 

違和感③:仕上がりが明らかに変

最後に鏡を見せられたときの正直な感想を言うと、

「うっわ、ブッサイク…」

元々は二重だったはずのまぶたが腫れて一重になり、相対的に目は小さく、まつ毛は短く見えるし、全てのまつ毛が真上に挙げられていて何か変!

それに何より、まばたきがしづらい!

 

↓当初のイメージとしてはこうなるはずが、

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 ↓実際はこんな感じ。

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それでもスタッフさんの「は?何か?」みたいな態度に何も言い返せなくなり、逃げるように帰ってきてしまいました。

 

帰宅してからもずっと目が痛がゆく、まばたきの違和感も治まらない。

鏡でよく確認してみたら、上まぶたにテープの跡のようなものがたくさん付いていて、それでまばたきがしにくくなっているようす。

 

生理食塩水で湿らせたコットンで優しく付着物を取り除くと、かなりマシにはなりました。

 

健栄製薬 コンタクトレンズ用食塩水 500ml

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 ※病院が開いている時間ではなかったので自己責任で処置しましたが、傷や感染や炎症を起こしている可能性もあるので、本来なら速やかに眼科に行くべきでした。

 

それでも二重に戻るまでに2日、痛みが完全に引くまでは3日以上かかりました。

 

 

反省点

運悪く質が悪いお店に当たった、と言ってしまえばそれまででしょうが、自分にももっと出来ることはあったのではないかと考えてみました。

 

事前の情報収集不足

まつ毛パーマとは一体どんな方法で、どんな薬剤や器具を使ってやるのか、全く知らないままやってしまいました。

目の周りだからこそ、いつもより慎重に、デメリットについてもよく調べた上で体験するべきだったと思います。

 

違和感をそのままにする

これが一番やっちゃいけないことだった。

 

「初めてだから知らないだけで、これが普通なんだ」「成長するためには痛みを伴うことも必要」「我慢できない私が悪い」

 

個人的な経験上、納得できないことに対して、そう言い聞かせて耐えてみたものは、今までロクな結果になった事がない。

美容に限らず、そういう考え方をしてしまう癖があることに気付き、自分の性格について考えさせられました。

 

 

最後に

まつ毛パーマをかけて数日経った今は、目もぱっちり開き、カーブも良い感じに落ち着いて、人からも褒められるようになりました。

 

だからこそ、もっと良いサロンで受けていれば気持ち良く続けられただろうし、私と同じような思いをする人が増えて欲しくないなと思って、ネガティブな事でも書いておこうと思いました。

 

新しいことに挑戦していく勇気も、知らないものをそのまま受け入れていく素直さも必要だけど、自分の心の声を無視して抑え込んではダメだと、相手のためにも違和感はきちんと伝えていこうと痛感した出来事でした。

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