鳴門観光の際に利用した宿がとても良かったので、詳しくレビューします!
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【徳島県】レンタサイクルで巡る!鳴門海峡ひとり旅【うずしおゲストハウス・渦の道・大塚国際美術館】 - 全力にゃんす!
うずしおゲストハウスとは
徳島県鳴門市大毛島にあるゲストハウス。
https://www.uzushioguesthouse.com/日本語/うずしおゲストハウスについて-1/
鳴門大橋をのぞむ海岸沿いから少し道に入った住宅地の中にあります。
最寄りのバス停(黒山)からは一本道を歩いてすぐですが、本当にこんな所にゲストハウスがあるのかというような場所&街灯がほとんどなく夜は真っ暗なので、早めの到着がおすすめ。
今回の旅の目的である大塚国際美術館に近いから、という理由でなんとなく予約した宿でしたが、想像以上のホスピタリティとセレンディピティに恵まれたので、特に良かった点を3つ挙げたいと思います。
①人が良い
ゲストハウス一人旅で一番大事なことは、いかに共有スペースで楽しい時間を過ごせるか、だと思っています。
トークに自信がなくても、とりあえずその辺でお茶でも飲んでたら大丈夫!
- オーナー夫妻
アート好きで気さくなオーナー。
「この近くにはリゾートホテルしかなく、若い世代や一人旅には泊まりづらい。そんな人達が気軽に利用できるようにゲストハウスを作った。」とのこと。
おすすめのごはん処を聞いたら、地元のお寿司屋さんを紹介してくださいました!
具が大きくて新鮮で、口の中でシャリがほろっとほどけて、とても美味しかったです。
- マネージャー
ゲストハウスによく見られるヘルパーではなくマネージャーと名乗っていたのが印象的。
去年訪れた、広島県尾道市のみはらし亭で修行していたらしく、ゲストハウストークで盛り上がりました。
ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -
- 作者: 前田有佳利
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ゲストハウス100を眺めながら情報交換したり、この2週間前に行ったゲストハウスmammaの話題も出ました。
【香川県小豆島→豊島】絶景×グルメ×アートな秋の女子旅! - 全力にゃんす!
ゲストハウスだけでなく、鳴門のことも大好きで色々教えてくれて、同年代の女性ということもあり、数時間ずっと喋っていました。
- ゲスト
主にチャリダーさんや海外からのお客さんが多いとのこと。
私のような、旅人ではない美術館目当ての女性が週末に1人でふらっと泊まりにくるのは、まだ珍しいみたい。
でもそれこそがオーナーが来て欲しいゲストの理想像だったらしく、すごく喜ばれました。
ゲスト同士の交流やトラブルはその時の運にもよるけど、このときは程よい距離感で楽しく過ごすことができて良かったです。
②設備が良い
ターゲットを旅慣れしている人ではなく、美術館目当ての1人〜少人数旅にしているせいか、女性の一人旅でも快適に過ごせるようなつくりになっています。
- 全室カギのかかる個室
ゲストハウスでは珍しいつくり。
貴重品の管理や、エアコンの温度、他人や自分が出す生活音などに気を遣わなくて済むので楽です。
一室につき1-3名泊まれるので、少人数での旅行にも向いています。
- 水回りがキレイ
出来たばかりということもあり、トイレもシャワーも綺麗で気持ち良く使うことができました。
- 湯船に浸かることができる
近くに銭湯がないのは残念だけど、湯船に自由にお湯を張ることができます。(2017年10月時点では無料)
まさかゲストハウスで、広めの湯船にじっくりと浸かるという贅沢ができるなんて…!
③周りの環境が良い
自転車で15分も走れば大塚国際美術館、もう少し行けば鳴門海峡という観光に優れた場所にありながらも、それだけではない、豊かな魅力に溢れていました。
- 海沿いの静かな土地
ただのんびりとお散歩するだけでも、とても癒されます。
この景色をぼーっと眺めるだけでも、はるばるやって来た甲斐があったなと思いました。
- 不便だがそれが良い
バスは1時間に1-2本、夜は真っ暗。
近くのデイリーヤマザキは17時を過ぎるとあまり弁当が残っていない。
でも、だからこそ、ゲストハウスで地元の美味しいお店を紹介してもらえたり、観光コースを一緒に考えてもらったり、ゲスト同士で情報交換したり。
海沿いのバス停でぼーっと物想いにふけったり、近所のおばあちゃんとおしゃべりしながら一緒にバスを待ったり。
不便だからこそ生まれる交流が、旅をさらに面白くさせる。
アクセスの良い所へ、さっと行ってさっと遊んでくるのも便利だけど、時には「うわ、行くのめんどくさっ!」と思うような所へ行ってみると、新たな出会いや発見に恵まれるかもしれないと思いました。
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