深夜のトレジャーハント(=本屋巡り)中に、ブックオフで108円にて購入。
完全に表紙の絵だけで買いました(笑)
ビジネス寓話とか全然見てなかったよねww
- 作者:ギャラガー,BJ,シュミット,ウォレン・H.
- 発売日: 2002/03/01
- メディア: 単行本
ざっくり紹介すると、《ペンギンの国》という皆が同じ服着て、皆が同じように行動することが奨励される組織内で、クジャクを始めとするペンギンになれない鳥たちがどのようにして活路を開くか、というお話。
読み始めは、いかに《ペンギンの国》が画一化されててつまらなくて、それを強要されることが他の鳥たちにとってどんなに辛いかがひたすら書かれてて、陰鬱な気分になります。
なのでここはサクッと流し読みしましょう(笑)
ただ、自分だったらどのような戦略でいくか考えながら読むと後半面白いです!
まぁ物語では、優秀なクジャクは《ペンギンの国》で散々ボロボロになった挙げ句、遂に見切りをつけて脱出します(笑)
次にクジャクが見つけたのは《チャンスの国》。
組織がうまくやっていくのにもっとも大事な条件とは、そこに所属するものどうしが、それぞれの良さをみとめ、信頼しあうことだ。
この国に住む鳥たちは、それを知っていた。
仲間たちの良さをみとめ、信頼しあっているからこそ、それぞれの鳥が、自分の声で歌うことができるのだ。
自分とちがう歌い方をする鳥たちさえも、耳をかたむけてくれているという自信をもって。
これ、今のブログ内の環境じゃん!!
独身主義者もいれぱ、家庭持ちもいて、社畜もいればニートもいるけど、みんなそれぞれの主張があって、それを認め合い、それぞれの「ミニマリズム」を目指している!これって実はすごいことですよね!?
また、
《チャンスの国》には、世界をさまざまな角度からながめる住民がいる(中略)知識を共有することで、彼らは知恵を身につけていった。
そして、その知恵のおかげで、《チャンスの国》の住民は繁栄したのだ。
ブログを通してどれだけ世界が広がったことか。いろんな職業の方が、それぞれの分野を生かして知恵を授けてくれますからね。少なくとも《にゃんすの国》は大繁栄しております(笑)
さらに、
《チャンスの国》の鳥仲間が、自分たちの長所をみとめ、評価してくれたと感じた。
彼らは《ペンギンの国》にはなかった自由を経験した。ここでは、それぞれ独自のスタイルで大空を飛んでもとがめられることはないのだ。
なによりも、彼らは自分らしくいられるだけでうれしいということを実感したのだった。
《にゃんすの国》のブログ仲間よ!!(笑)のびのびと、独自のスタイルでブログが書けることに本当に感謝しています。
最後に、ブログを書くにあたってこんな姿勢でいたいなと思った一文を紹介。
ものの見方を変え、自分のきもちに正直に生き、自分も、ほかのみんなも、ありのままのほんとうの姿をさらけだす…みんな、自分自身でいいのだ。
そう決めたとき、いまわたしたちが暮らしたり仕事をしている場所が《チャンスの国》になるのだ。
おかま蕎麦ブログを書くと決めたとき、いまあなたが寝っころブログしている場所が《にゃんすの国》となるのだ!(笑)
本の後半では、「ペンギン以外の鳥たちの戦略」や、「ペンギン側を変える方法」、さらには実際この本を読んで変わった企業の「実例報告」などが載っています。
ここで物語の始めに考えた、「自分ならどうやって《ペンギンの国》を攻略するか」と照らし合わせると楽しいです。
ちなみに私の戦略は、「エトピリカになって、しれっとペンギンに紛れ込むけど、実はふざけた顔してるし、実は飛べる。そして『エトペン(=エトピリカに憧れたペンギン)』を増やす!」ですww
(注:この本にエトピリカはでてきません。)
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↑鳥のほうのエトピリカですよww
↑エトペンさんは、可愛い女の子が出てくる麻雀漫画の登録商標です(笑)